銀行でお金を借りるデメリットとして「審査が厳しい」ということがありますが、どうして銀行は審査が厳しいのか、何がどこまで厳しいのかをもう少し詳しく見ていきたいと思います。

初めてお金を借りる方や、 他社への借入件数0~1件などの少ない方などは審査を通る可能性が十分にありますが、過去に返済が滞ったり、 未返済の借入金などの事故情報がある場合は審査が通らない場合もあります。

銀行での審査項目で目を光らせるところは

今、どこからいくら借入をしているか
他社借入は何件か
いくら借りたいか

このようなところを見ています。

意外と多い審査落ち!「他社借入件数」が原因で落ちる?!

特に審査に落ちる一番の原因と言われているのが、「他社への借り入れ件数」というものです。
そしてこの項目だけで実は審査に落とされることもあるくらい超重要視されているのです。

同じだけのローンを組んだとしても、他社への借り入れ件数が多い方が審査は不利になります。
3社と5社ならば、5社のほうが審査に通過しにくくなります。

例えば100万円を1社から借入している人と、5社から借入している人とでは、審査に関しての信用度がまるで違います。

「100万円をまとめて貸すことのできる信用力がある人」

に対し、

「100万円を複数からかき集めてきた信用力の低い人」

この差というのは大きく、銀行ではマイナスの評価をします。

そして借入件数が多いということは当然、借入額も大きくなることに繋がります。
5社から借りている方は、1社では十分な金額を借りることができなかった。だから他社に申し込むしかなかった。
もし1社のみで対応できたのであれば、他社ローンに申し込む必要もなかったでしょう。

1社目で借りたい金額に満たなかったから、2社、3社と借入先が増えていくのです。
当然のように借入先が増えていけば借入額も大きくなり、審査に通りにくくなってしまうのです。

審査に通るための絶対に必要な3つの条件とは?

銀行カードローンでお金を借りたいのであれば、審査が通るために必要とされる条件があります。

  1. 安定した収入があること (パート・アルバイトでもOK)
  2. 他社からの借入が複数ないこと
  3. 嘘偽りなく個人情報を記載すること

これはごくごく一般的なことですが実は一番重要なことなのです。

安定した収入があること!安定した収入がある人とは、

  • 正社員
  • 派遣社員
  • パート・アルバイト
  • 学生(20歳以上である必要あり)

このような人のことであり、安定した収入を得ていれば利用することは可能です。
また、収入のない専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば利用することができます。
(一部利用できない銀行カードローンもあるので注意。)

銀行カードローンの審査でやってはいけないこととは?

銀行カードローンの審査は消費者金融や信販系と比べると厳しめです。
かと言って他では大丈夫ということでもありません。
従って最低限次のようなことは避けたい点をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

複数の金融会社に同時申込みをするのは避ける!

審査に落ちるかも・・・などと想定して同時に2ヵ所以上申込みする方がいます。

一刻でも早く融資を受けたいのに、もしも1つカードローンの審査に落ちたら次のカードローンの新たな申込み、そして審査と結構な時間がかかってしまうものです。
しかしこの方法はあまり得策とは言えません。

なぜならカードローンを申込むと、申込みを受けた金融機関の審査担当者は、個人信用情報機関を通じて申込み者のクレジットカード利用履歴や信用情報を照会するからです。
個人信用情報機関には、クレジットやローンを利用するとその記録が残ります。

それには「名前」「契約した内容」「毎月の支払状況」などが残り、更には金融機関の審査担当者が情報を確認した時にも「確認をした目的」が記録されるため、もしも複数の同時申込みをすると申込み記録がいくつも同時に登録されることになるのです。

その情報を担当者が見た時、この申込み者に対して当然不信感を募らすのは言うまでもありませんよね!

担当者は、「他社で申込みを断られて、お金を貸してもらえなかったのでは・・・」「相当切羽詰まっているのではないか・・・」と判断され、その時点で審査に通らなくなってしまいます。

日本の個人信用情報機関には「シー・アイ・シー」「日本信用情報機構(JISS)」「全国銀行協会 (全銀協)」の3つがあり、消費者金融や信販会社は「シー・アイ・シー」と「日本信用情報機構(JISS)」に加入していることが多く、大手銀行や銀行関連のクレジットカード会社は、全ての信用情報機関に加盟しています。大手銀行がどの信用情報機構に加入しているか表にしてまとめてみました。

加入している信用情報機構名 銀行名
全国銀行個人信用情報センター セブン銀行
JICC
全国銀行個人信用情報センター
東京スター銀行
ソニー銀行
住信SBIネット銀行
オリックス銀行
新生銀行
CIC
全国銀行個人信用情報センター
JICC
三菱東京UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
イオン銀行
楽天銀行
横浜銀行
スルガ銀行


これら個人信用情報機関には申込み記録が6ヶ月間保存されています。
そのためもしも2つ以上同時にカードローンの申し込みをして審査落ちした場合は、最低でも6ヶ月間は期間を空けてから新たに申込みすることをおすすめします。

申込書に虚偽の内容を記載することはしない!

カードローンの申込みをする際に、虚偽申告をするとたいていの場合相手側に見透かされます。

しかし何とかしてお金を借りたいと強く思うばかりに、ついつい虚偽の申告をしてしまう、という事例が多いのも事実です。
そして、一番嘘をつきなくなるところが実は2ヶ所あります。

その1つ目は年収の項目です。
もしも収入証明書が必要となれば確実に嘘はバレてしまいますが、収入証明書の提出が不要な場合、カードローン側も年収の確認ができないため、もしかしたらバレないのでは?と考えるかもしれません。
しかし、銀行もプロです。
勤務先名、年齢、勤続年収などを照らし合わせればある程度の年収は想定できると考えた方がよいでしょう。

そして次に嘘をつきたくなるのが他社との借入状況です。

他社との借入が多い方ならついつい嘘をつきたくなるところですが、
この内容は先ほどの信用情報にバッチリ記載されているため、どんなにこちらが嘘をついても
すぐにバレてしまう部分でもあるのです。

CIC、JICC、全銀協の3機構が目を光らせて監視している以上、虚偽の申告はすぐに分かるのです。

そしてなぜこれほどまでにカードローン会社が申告内容に対して厳しいのかというと、総量規制の問題があるからです。
銀行系カードローンの場合は総量規制の対象外のため、年収の3分の1を超えた貸付でも問題ありませんが、消費者金融の場合は、大問題です。

もしも年収3分の1以上の貸付をすると貸金業法違反となり、最悪貸付を行ったカードローン会社が営業停止処分などのペナルティを背負うことになるため、他社への借入は明確に偽りなく記入する必要があるのです。

書類不備、申込書の記入ミスはないように!

上記のような嘘の記入をし、それがバレて審査に通らなかった場合はもちろんのこと、それ以前に申込書の不備によって審査に落ちする人も意外と多いのです。

一度審査に落ちると、次の審査も通りにくくなる可能性があります。
そのため、申込みの時は内容を見直し、十分確認することが大切です。

入力ミスをすることによってせっかくの最短即日回答となるはずが、時間がかかってしまう場合もあります。
また確認のために本人確認の連絡も入ることもあり得ます。

専業主婦でも家族に内緒で銀行カードローンは作れるのか?

各銀行カードローンによっては借入額の限度は異なりますが、専業主婦でも家族に内緒でカードローンは作れます!

それはなぜかと言うと、銀行カードローンは総量規制の対象外です。そのため、収入のない専業主婦でも配偶者の同意書も必要なく、旦那さんに内緒でカードローンを申し込むことができるのです。
また特段銀行から配偶者に連絡することもありません。

無職や日雇い労働者は銀行への借り入れはNG

収入がない無職の方の借り入れは正直言って原則的に不可能です。
なぜなら、銀行からの借り入れ条件に対して、「安定かつ継続した収入の見込める方」だからです。

大手都市銀行などでの借り入れは、無職の方はもちろんのこと、例え不定期でも収入を得ている日雇い労働者でも、借り入れが認められていない銀行が多いのが事実です。
審査を通すには在籍確認が必要であり、職場に直接連絡が行くからです。
例え「日雇い」と書かず派遣先の従業員のように記載したとしても、日単位で仕事が変わるのではどうしても本人確認も厳しいところです。

基本的には日雇い労働者でも融資を受ける資格は十分にあるとは思いますが、仕事が1日単位のため不安定だとみなされ審査に通すことは難しいと言えます。

日雇い労働者が銀行借り入れをする方法

では、日雇い労働者の方は何をしてもお金を借りることはできないのでしょうか。

日雇いの場合は、あちこちの会社で転々と働いているという場合は収入が不安定で難しいですが、日雇いでももしも一つの会社で会社勤めのような形で安定した収入を得続けていれば、アルバイトと同じ扱いで借りることが出来るようになります。

日雇いだから無理だと直ぐに諦めず、働き方を少し変更してみるなどすれば、利用可能なカードローンもきっと見つかると思います。

カードローンの審査、在籍確認の電話があるって本当?

カードローンを申し込むにあたって、申告した勤務先へ在籍確認の電話が入るのはご存知かと思いますが、もしも自分以外の者が電話に取り次ぎ、「こいつ、カードローンでお金を借りるんだな!!」なんて知られたらものすごく嫌ですよね!

できることなら避けて通りたい・・・そう思われるのもごもっともです。

しかし勤務先へカードローン会社が電話するのにはそれなりのちゃんとした理由があるのです。

勤務先へ在籍確認をする理由は次の2つのことが考えられます。

  • 勤務実績があるかどうか
  • 不正行為未然の防止

1つ目は、申込書に記載された勤務先に本人が果たして本当に勤めているかどうかの確認のためです。
本当に勤めているのであれば安定した収入があるとみなしその裏付けともなるからです。

そして2つ目の理由は、なりすましの疑いや不正行為を未然に防ぐためでもあるのです。
銀行は、本当に申込者が融資を受けたいのか、つまり「申込者と融資を受けたい人が同じ人である」ことを前提に利用を認めます。そのため、名義貸しなどの行為は不正行為とみなしそれを未然に防ぐ意味合いもあって在籍確認を行うのです。

このようにきちんとした理由があるからこそ、勤務先への在籍確認の電話は必要なのです。
在籍確認の電話は、名前や年齢、勤務している部署名と言ったごくごく簡単な質問のため、2~3分程度の短い時間で審査は終わります。

カードローン会社も勤務中の中、審査に応じてもらうため極力短時間で終わるように配慮しています。
本人への在籍確認の審査は最終段階で行われる場合が多いため、もしも在籍確認が取れない場合は最終的に審査に落とされることになります。

以上のことから如何に在籍確認が重要なのかはお分かりいただけたことでしょう。

このページのまとめ

<<銀行カードローンの審査に通過するには?>>
同時申込みしてはいけない。
1ヶ月以内に3社以上申込みをすると、よく申し込みブラックという言葉を聞きます。
そのため同時に2社以上申込みすることは避けましょう!そして2社の場合、ネットで同タイミングで申込みすることがポイントです。
2社の間に時間差があると、先に申込みした借入の情報が後に申込んだ会社に情報機関にて知られてしまう可能性があります。申込書はウソを書かない。
ウソはばれます!正確に申告しましょう。

申込書の記入ミスはないように。
一度審査に落ちると次に落ちる可能性大です。十分見直してから申請しましょう。