今では誰もが一枚は持っているクレジットカード。

JCBのクレジットカードに関する調査結果(2015年度版)によると、一人あたりの保有枚数は平均3.2枚だとも。
そしてこのクレジットカードを持っていることによって、ショッピングができたりお金を借りることだってできます。

では、クレジットカードを発行している消費者金融と信販会社との違いはいったいどこにあるのでしょうか?

それは大きく分けるとするならば、提供する商品の違いです。

信販会社はカードを利用してツケで買い物ができるシステム

先ず信販会社とは、クレジットカードなどを使用して「販売信用」を主な事業とする会社のことを言います。
販売信用とは、利用者を信用して後払いでお買い物ができてお金も貸しますよというものです。

利用者にとってみれば、支払い前に物やサービスを購入できるなんて嬉しいですよね?(反面怖いですが・・・)

では信販会社にとっては何がメリットとなるのでしょうか。
信販会社の利益というのはクレジットカードの入会費と年会費で成り立っています。

そのためキャッシング機能もついてますが、これはあくまでも追加オプションです。キャッシングなしの信販系のカードを持っている人も多いことかと思います。
従ってメインとなるのはショッピングとして利用するカードであり、クレジットカード機能だけではツケとなるお金を借りることはできません。

信販会社の利益は入会費と年会費と、他にもある加盟店利益

キャッシング機能がメインでない信販会社が、商品としてカードを売り出すにはそれなりの理由があります。
それはもちろん先ほどの入会費と年会費、他には会員からのキャッシングやカードローンの手数料収入もありますが、実はもう一つ「加盟店からの手数料収入」があるのです。

加盟店とはカードを使えるお店の事です。
クレジットカード会社と加盟店契約を結んだ企業やお店のことで、他にレストランやデパート、ホテル、スポーツジム、ガソリンスタンドやドラッグストアなど至る所でクレジットカードを使える場所があります。

それらは全て無料でクレジットカードが使えるように設置しているのではなく、クレジット利用者が買い物をしたとこから数%(パーセント)を手数料としてカード会社に支払っているのです。

このパーセンテージの割合はカード会社と加盟店との間の契約時の取り決めによって異なるため、一律ではありませんが、一般的には3%~7%程度です。
パーセンテージの割合がお店によって変わるからと言って、利用者にとって支払額が変わるわけではありませんが、加盟店側は手数料を支払うということになるため、現金払いとクレジットカード払いでは利益が異なってきます。

加盟店にはこのような負担があったんですね。

しかし現代のこのカード時代。クレジットカードは昔は高額な商品を購入する時に使用したり、富裕層だけが使っているというイメージがありました。
でも最近ではどうでしょうか。居酒屋でも、ちょっとしたランチの時でも、スーパーでもコンビニでもクレジットカードを普段の生活の一部として持参し、使用しています。

そんな身近で使うようになったクレジットカードを使用できないお店は、もしかしたらそれだけが原因でお客さんを逃している、とも言えるのです。
そのため、手数料を払ってでもクレジット機能が利用できるようにお店側が設置するため、信販会社の利益となるのです。

消費者金融は直接お金を借りて使えるシステム

対する消費者金融が利用者に提供するものと言えばお金です。
利用者にお金を貸したことで、返済する際に発生する利息で利益を得ているのです。

利息で儲けているのが消費者金融です。
消費者金融の場合もカードはありますが、もちろんカードの発行手数料も年会費も無料です。そして加えて言うならば、ネットでお金を借りることができるので特にカードがなくても問題はありません。

消費者金融は、利息を儲けとしているため、敢えてカード自体を重要視しているわけではなく、早くお金を貸すことに特化してるため、あくまでカードはサービスの一環として提供しているだけなのです。

消費者金融と信販会社どっちを選べばよりメリットがあるの?

このように消費者金融と信販会社が扱っている商品の違いによって何が違って見えてくるかと言えば、それは「融資利率」というものです。

融資利率とは信用取引において、借り入れた元金に対する支払利息の割合のことを言います。

消費者金融の場合はほぼ最大金利に近い18.0%になると思っておいた方がいいでしょう。
信販会社は最大金利が15.0%というところもあれば、消費者金融と同等18.0%という会社もあります。

一般的には信販会社と消費者金融では、信販会社の方が低く設定されています。

ここに代表的な大手消費者金融の金利をまとめました。

 

消費者金融名 金利
プロミス 4.5%~17.8%
アコム 4.7%~18.0%
アイフル 4.5%~18.0%
モビット 3.0%~18.0%
ノーローン 4.9%~18.0%


はじめて融資を受ける場合は過去の返済実績というものがないため、信用度も低く最初はみられます。
そのため、最高金利が適用されると思って先ず間違いありません。

次に信販会社ですが、信販会社でもカードローン専用のカードを発行しているところもあります。
カードローンにはご存じの通り、銀行系と消費者金融系がありますが、意外と信販系カードローンを知らない方も多いと思います。

因みに代表的なものに、オリエントコーポレーションが発行する「オリコ CREST」「CREST JEWEL」「CREST for Biz」やクレディセゾンが発行する「MONEY CARD」などがあります。

信販系カードローンは、下の表からも信販会社によって限度額や金利が全然違います。
特に「三井住友カード ゴールドローン」は驚くほどの低金利となっており、キャッシングを低金利でお得に利用したい人にとっては超おすすめのカードです!

 

信販会社名 商品名 金 利 最高限度額
オリエントコーポレーション CREST 4.5%~18.0% 500万円
オリエントコーポレーション CREST JEWEL 7.8%~18.0% 100万円
クレディセゾン MONEY CARD 15.0% 100万円
三井住友カード ゴールドローン 3.5%~9.8% 700万円
三菱UFJニコス ローンカード 6.00%~17.60% 500万円
ジャックス プレミアビアージュ 4.50%~18.0% 500万円
JCB カードローン フェイス 4.40~12.50% 500万円

消費者金融と信販会社の金利を比較すると、それほどの差はないにしろ、信販会社によっては低金利で提供しているところもあります。

審査に関しては、どちらかと言うと信販会社の方が審査が厳しいものとなっています。
クレジットカードの保有率は年々減少傾向にありますが、それでも実の多くの方がカードを所有しています。

もしもあなたのクレジットカードのキャッシング機能がついているならわざわざ消費者金融へキャッシングを申込みする必要はないでしょう。

そしてもっと高額のお金が必要になった時は、カードローンも申込みできる信販系カードローンも選択肢の一つとして考えてみるものいいかもしれません。
追加でお金を借りたいということであれば、限度額をアップしてもらうのもおすすめします。

どうしても追加して貰えない場合は、消費者金融にお願いしてもらうのがいいでしょう。

消費者金融と信販会社どちらも総量規制の対象

総量規制に関しては、消費者金融も信販会社も対象となります。ちなみに銀行カードローンは対象外です。
そのため、年収の3分の1以上を借りることはできません。

お金をすぐに借りたい場合は迷わず消費者金融をおすすめ

もしもあなたがすぐにお金を借りたいのであれば、消費者金融をおすすめします。

消費者金融は即日融資が当たり前の世界で、カード発行も自動契約機で即日発行、借入もあっという間です。
またネット上でも申込みできるため、自宅から一歩も出なくても申込みから数時間で現金を持ってる銀行口座へ振込してもらうことができます。

対する信販会社は、クレジットカードを発行しなくてはなりません。
そのためいくらその日のうちに申込みができたからと言っても、カードを発送してもらい手元に実際に届くのは早くても一週間はみなくてはなりません。

そのため、すぐにお金が必要なら消費者金融で申込みするべきです。

このページのまとめ

信販会社は「カード」を商品として、入会費と年会費、加盟店からの手数料収入で利益を得ています。
対する消費者金融は「お金」を商品として利息で利益を得ています。
それぞれの提供する商品の違いで儲けているんだということがわかりましたね!

信販会社は審査は消費者金融より厳しく、カード発行まで時間がかかるというデメリットもありますが、キャッシングだけでなくカードローンも提供している、いわばお金の便利屋さん。
もしも自分の環境に信販会社のサービスが上手くマッチすれば、利便性とオリジナリティを兼ね備えた賢い使い方ができる、そんなカードローンです。

でももしも他に借入がある場合や、早くお金を借りたい場合は消費者金融がおすすめです!